内藤いづみ プロフィール
内藤いづみ
昭和31年生まれ。/ 山梨県市川三郷町(旧六郷町)出身。
昭和56年3月福島県立医大卒業後、東京女子医大内科等に勤務。
昭和61年から英国のホスピスで研修を受ける。
平成7年にふじ内科クリニック開業。
著書
出演その他
賞
・山梨山人会 前田晁文化省
・NHK 地域放送文化省
・第3 回 日本放送文化大賞
・テレビ山梨「あなたを家で看取りたい」
啓発・教育
・年2~3 回の市民公開講座開催「ホスピス在宅ケア研究会やまなし」
・山梨大学看護科講義「トータルペインからの解放」
・日本死の臨床研究会 教育講座
・山梨県看護協会 訪問看護認定講習会「がん看護と緩和ケア」
・厚生労働省麻薬覚せい剤乱用防止センター「在宅緩和の実践」
・山梨大学人間科学科「死生学」講義
・北海道ばらのお家文庫主催 講演
・大正大学 人間学
若き研修医の頃、積極的な治療から見放され、孤独のまま死を迎える末期がん患者さんのために何ができるか考えさせられた。
生と死への向かい合い方は、その人の住む社会の文化と歴史に深く関わっている。
現代の医療システムからいのちを自分の手に取り戻し、自立した人間としてその人らしく生きることを支えるのがホスピスケアであるとイギリスで学んだ。
全く新しい医療の一分野であり、異なる文化を持つ日本ではどう根付くのか実践を通してこの20年間見守ってきた。
ようやく緩和ケアとして日本中で発展しつつある。
在宅ホスピスは、患者さんと家族が深く、心ひとつに“いのち”に向かい合う場、「ありがとう」と「さようなら」がひとつになる瞬間がそこにある。
産声を上げる時も、そして息を引き取る時も、いのちへの賛歌を胸に、互いのいのちを支えることができる社会を目指したい。“いのちは希望である”というメッセージを渡していきたい。
-シシリー・ソンダース
現代ホスピスの母、セントクリストファーホスピスの創始者。
-エリザベス・キュブラーロス
精神科医「死ぬ瞬間」という本により全世界にしにゆく人の心理状態(受容に至るプロセス)を伝えた。サナトロジー(死生学)の創始者
-レーチェル・カーソン
「沈黙の春」により環境への警告を勇気をもって始めた人
-武田文和
日本でのWHO方式による疼痛緩和を啓蒙し、がん患者のQ.O.Lの向上に貢献した医師
-遠藤周作(作家)
20代の私がまだお元気だった頃の周作先生とお会いできて色々なことを教えていただけたのは何と幸せなことか、と思う。
-マザー・テレサ
愛の力を世界中に教えてくださった方。目の前の人、特に家族を大切にすることを教えてくださり、私たちの大河の一滴の仕事に意味を与えてくださった。