永六輔さん対談
9月19日に甲府市の田中さん宅で内藤いづみ先生と永六輔さんの対談がありました。
参加された方からの感想文にて開催報告をさせていただきます。
永さんがパーキンソン病を患い、交通事故にも遭われたというお話を耳にしておりましたので、当日までずっと体調を心配しておりました。
しかし、いざ対談が始まると、その心配が嘘だったかのように、ご自身のご病気や交通事故、さらには3月11日の大震災、メディアに対する評論まで、ユーモアたっぷりにお話くださり、ときには夫婦漫才のような光景が繰り広げられ、笑いが絶える暇もありませんでした。
途中、永さんが内藤先生を差しながら、「この人はなでしこですよ!」と、力強く仰る一幕がありました。そのシーンがどうしても気に止まり、家に帰ってから、「なでしこ」という花について調べてみました。すると、なでしこの花言葉は、「純愛」、さらに、「大胆」「快活」という意味を持ち合わせていることが分かりました。
和歌などでは、「撫でるようにかわいがるっている子」を示す言葉でもあるそうで、長年、応援団として内藤先生の活動を見守り続けてきた永さんならではの、愛のまなざしを感じる言葉だったのだなぁ、と、改めて思いをめぐらせております。
「いのち」に関する面白くてためになるお二人のお話を、今後もお聞きしたいと思います。機会があれば必ず参加したいと思います。
(匿名 男性)