第12回ホスピス学校 開催報告

2019年6月1日、一年に一度の私たちの大きなイベントです。運営にはパワーがいります。


運営委員達は皆仕事を持っていますが、丁寧に準備を重ねてくれました。
かつて一緒に身内を看取ったご家族もメンバーに多くいます。



看取りから学び、いただいた宝物を、今度は誰かに手渡していく。
みなさん素晴らしいなあ、といつも思います。

だから、死や別れのテーマで語っても、私たちの会の空気は暖かいものになるのだと思います。そんな感想を参加者からいただきました。

今回は新緑のエネルギーあふれる八ヶ岳での開催です。
森はいのちにあふれている！軽井沢を愛した遠藤周作先生はそうおっしゃっていました。鳥の声、風の音、緑の葉のざわめき。花々のかおり。
私は大好きです。

私のルーツや、昨年12月の私の母の看取りについてもお話ししました。
いのちに向かい合った時、死の恐れは消えていったことも。

２部のチャンティさんは新たの試みのピアノと絵本の朗読をしてくださいました。
ピアノも歌声も、森の学校にふさわしいものでした。

出会いは宝物。いのちを学び合う仲間達への感謝にあふれた学校でした。
内藤いづみ