開催報告 チャンティー バースデーライブ
2019年1月17日の夜のバースデーライブ。甲府紅梅通り カフェキュイエールにて。ゲストとして招かれました。
ミュージシャン岩崎けんいちさんも参加。
昨年末に私は淡路島にチャンティーを連れて行くことができました。
淡路島で暖かな人造りに奔走する友人の木田さんたちを応援するイベントのお手伝いでした。
私はチャンティーと知り合って長いのですが、その時改めて彼女の音楽の響きに打ちのめされました。
才能と努力に裏打ちされた癒しの響き!参加者たちも泣きながら聴いていました。
そのチャンティのバースデーライブですから楽しみに参加。
おまけにミュージシャンとだけでは括れない、芸術家の岩崎けんいちさんもいらっしゃるのですから、わくわく以上の期待でいっぱいになりました。
母を見送ってちょうど一ヶ月あまり。
何の悔いもない看取りでしたが居なくなった喪失感は想像以上のもので、体にぽっかり穴があいたみたいです。
今まで繋がっていたへその緒が切れたみたいな感じです。
エネルギーも落ちて頑張れません。
これが喪なんだなあ、と学びつつ静かにすごすことに努めていました。
実は夜はぐったりで眠くてしかたがない。
夜のライブですから大丈夫かと一抹の不安を抱きつつ。
不安は消し去られました。
岩崎さんの歌と語りを聴いたら、一瞬で。
何の打ち合わせもしていなかったのに、母の愛にまつわる歌で始まり、私へ、チャンティーへとエネルギーが自然に繋がりました。
私は今だから話せる母の看取りの物語をあふれる想いで話しました。
母の魂は何の未練もなく空の彼方にキラキラと飛び立ってしまったけれど、同時に母は私の中へ溶け合って一緒にいるのだとわかった、とお話ししました。
岩崎さんもチャンティーも受け止めてくださり、音と言葉と参加者たちの想いも溶け合って一期一会の夜は更けていったのでした。
カフェの入り口はロンドンの街角のように可愛くて素敵で三人で記念写真を撮りました。
私は母を見送ってから大泣きしていないのですが、これを書きながら泣けてきました。
ああ~まずいなあ ~特急かいじの車中なんだもの🎵
☆岩崎けんいちさんのご感想☆
「溶け合うように」
意識や質の高い音楽会を数多く開催して来たチャンティー
命という時間に溶け合うように歌声とピアノが風になっているのが見えました
一音一音が命でした、素敵でした
音楽は溶け合って血になって行くのかな
特別ゲスト ふじ内科クリニック内藤いづみ先生
経験から沢山の言葉を発見して歌みたいに見せてくれる人
言葉に出来なかったことを見せてくれる
可愛らしくて 鋭くて 柔らかくて 本当の癒し
参っちゃいます
僕だって、と勝手にライバル心がメラメラ
可能性を見せたくなりました
とっても 自然体で 色んな命の上にいることへの眼差しが 言葉を超えて 溶け合い風のようでした
来ていただいた皆さんも様々な顔ぶれで これからをイメージするのにとってもいい音楽会の集まりでした
小淵沢や大月や様々な場所からありがとうございました
ご来場ありがとうございました
とっても温かいチャンティーの誕生日の夜でした
まだ温かい帰り道
僕は ピアノ弾き語りを二曲しました
チャレンジの気持ちを贈り物にしました
ケーキもプレゼントもなかったのだけど
時間や気持ち、という目には見えないもの
そういうものを大事にして来たチャンティーや僕の音楽の始まりの気持ちに出会えたようなチャレンジになりました
ピアノ弾き語りなんて言えるものではなかったけど
自分の言葉と声とピアノで未来に歌いました
「母親の愛情は消えるとはなかった」
「はばたき」
をピアノで歌いました
機会をありがとうございました
聞いてくれてありがとうございましたーーーー
繰り返し頑張ります
目には見えないものを見つめて
手から手へ
手渡しの夜
繰り返し 繰り返し
夜明けを迎えに行くところ
1月17日は
チャンティーの誕生日
阪神淡路大震災の日
チャンティーの誕生日を祝うと阪神淡路大震災も思い出します
いのちについて
溶け合うように
言葉や音楽が
身体を巡る血になって
生まれた日を見つめていました
心温まる誕生日の音楽会でした
栄子ちゃん、誕生日おめでとう🎂
さぁ 新しい年の始まりだ、僕らまだまだやることあるね
散らばって、集まって、感じて、生きて、最期まで生きて、歌って行こう!
1月17日カフェキュイエールにて
岩崎けんいち