季節の写真(2011年2月)
(写真・文 渡辺 保様より)
運動のために何度か愛宕山に登り科学館や周囲の公園の写真を撮ってみました。
朝、家の雪かき(といっても甲府は3cmくらいですが)のあと近所のおばあちゃんの雪かきをして帰ってくる途中、我が家 の裏側の甲府市立図書館の植え込みに、すずめの群れを見つけました。
少し大きいかなと思ってみるとそれはイカルの群れでした。
このところ愛宕山でもトンと姿を見なかったので心配していたのですが、街中で逞しく生きている姿にホッとしました。
愛宕山と言えばホオジロや鶯など沢山の野鳥の棲家でいつも楽しませてくれていたのが、このところの異変で姿が見えず心配していました。でも先週囀りは無かったのですが姿を見ることが出来てホッとしています。この分ではもう少し暖かくなれば去年煩いほど鳴いていた「がびちょう」も姿を見 せるかもしれません。
野鳥といえば今年荒川などでいつも遊んでいた50羽以上の「ひどりがも」の姿も見えず寂しいと思っていますが、近所の小さな川でマガモ(実際は合鴨の逃げたものと言われています)のつがいや珍しいコガモが数羽遊んでいるのが見え珍しいと思っていました。
鳥の世界でも異変が起きているのかな?と思います。
科学館と言えばその続きの林の向こう側では斜面に野生の水仙が咲いていました。
余り人が訪れるところでは有りませんが、このあたりにはマムシも生息しています。
反対側の沢ではカニも生息しているのですよ。
甲府駅から歩いても30分、結構自然が息づいているのです。