開催報告 4月10日 いのちとこころのトークセッション
2010年 4月10日(土)に長野市の若里市民文化ホールにて、中井吉英先生とのトークセッションを開催しました。主催のオフィスエムさんは「あした野原に出てみよう」や「しあわせの13粒」の出版社で、この講演はオフィスエム創立15周年記念のイベントです。
参加者からのご感想です。
人生の終わりの時に、ちゃんと大切な人達に「さよなら」と「ありがとう」を伝えられる。
逝く側にとっても送る側にとっても、こんな幸せなことはないと思う。
どうしたらそんなことができるのか?
それには、一人一人がそれぞれに自分のいのちに向かい合うことが必須なのだろうと思う。
自分のいのちにきちっと向き合えるなら、いのちに向き合う他人も大切に思えるはず。
マイナスの中にプラスを見るしなやかで暖かい発想がありのままの自分を受け入れる鍵。
そして、がんばりすぎない63点くらいがちょうど良い。できそうで、中々難しい。
でも、そこが自分のいのちに向かい合うポイントだろうと思う。
今回の講演で、内藤先生と中井先生にとても大切なことを示して頂きました。
私にとって、深い学びの時間でした。
本当に楽しくて深い時間でした。すばらしいつながりに感動です。
人とのつながりの分子の枝をすくすくと伸ばすべく、明日に向けて働く力をいただきました。
まわりとの鎖を切らない大切さを知っている人が人を照らすのだと思います。
「自分が自分で良い」と気づかせる力がある。そういう力が人を健やかに成長させるのだと思えました。本当に素晴らしいイベントでした。
~内藤いづみ先生より~
中井吉英先生との講演会は私にとっても今後もずっと心に残る余韻とともに人間を信じる力をいただいた。
感謝の気持ちでいっぱいである。
今回は主催者のオフィスエム出版社の創業15周年記念イベントだった。
この15年は私のふじ内科クリニックの開業15年ともピッタリと重なり、親しいつきあいの中でお互いの苦労や幸せや喜びをはげまし合い、険しい道のりをながめてきたので、ことさら感慨深い催しとなった。
中井先生の心療内科医の存在深さと大きさは実際に参加した方々にはよくわかったと思うが、「私は私でいい」と納得できる道へしっかりと全人的にサポートして下さるすばらしいお医者さまである。
分子の鎖(くさり)のような関係性という人間のお互いをつなぐ枝をこれからも広げていこうと思う。参加者もそう感じて下さったはずだ。
対談は抱腹絶倒の場面もあったが、それも含めてこの催しのなかみが本としてまたこの世の中に誕生する日をみな様楽しみにお待ち下さい。
オフィスエムのみな様、ありがとうございました。
山梨から長野へ向かう道、山梨県韮崎市穂坂町の風景。