2009年を振り返って
年末は慌ただしい気配につい包まれてしまいますね。
皆様はいかがお過ごしですか?
私はホスピスケアで安らかに旅立つための準備として、次のことを学びました。
まず、
①過去を振り返ること
②自分を許す
③他人を許す
④「ありがとう」と伝える
⑤「さよなら」「愛しているよ」と言う
私も自分の今年を振り返ってみます。
夏休みには家族とイギリス・ベルギーへ旅行でき、義母(85歳)も一緒でとても幸せでした。
2月にはまつおかさわこさんの挿絵で待望の「幸せの13粒」の絵本ができました。まつおかさわこさんのアートの力のお陰で、金沢や神戸で原画展を開催。人の輪が広がりました。
「最高に幸せな生き方と死の迎え方」新装版出版。
「いのちのレッスン」(米沢慧さんとの共著)出版。
名古屋での「死の臨床研究会」参加。柏木哲夫先生と初めてのライブ対談。
㈱ユーキャンから講話集「あなたがそばにいるから」を制作発表。ほぼ一年掛けて取り組みました。好評です。
8月には旭川青年大学での講演。皆さんのサポートのお陰で87歳の母を同行。帯広に住む90歳近い叔父、叔母、従兄たちと旭川で再会でき、皆で思い出を作りました。
瀬戸内海に起きている環境問題にも出会いました。それに関連して祝い島を訪ね、福山に永六輔さんをお連れしました。
賢島(かしこじま)と伊勢神宮にも友人のおさそいでたずねることができました。
何人かの患者さん方と永遠の別れがありました。
今年心に残った映画は「グラントリノ」(クリントイーストウッド主演・監督)と「THIS IS IT」(マイケルジャクソン主演)
本はシャングリラ(CO2の問題を近未来的に予言しています)
DVDでは「ライフ オン マーズ時空刑事1973」(BBC製作)。
遅れて観た「結婚しない男」も面白かったです。
年の暮れまで忘年会あとひとつと家族揃っての小さなイベントも楽しみです。
どうぞ皆様も平和な年の暮れをお過ごし下さい。
内藤いづみ