開催報告 2009年10月18日　福山

永六輔さんと歴史を学ぶ会、１０月１８日に広島県福山市で行われました。テーマは「歴史を振り返り、今をどう生きるか考える」でした。

今年の夏、山口県祝い島を友人たちと訪れたことがご縁の始まりで、今回の催しに繋がった。
縁の下の力持ち？は、今回の全ての細かい取り仕切りをして下さった数野 博先生。
ＴＢＳラジオの生放送の翌日でお疲れのはずの永 六輔さんに登場を頂いた。
永さんは、歴史上初の発見である市場の草戸千軒から歴史をひも解き、鞆の浦、そして祝い島での原子力発電反対運動まで繋がる、私たち人間の歴史の営みを考えるきっかけを与えて下さった。
言わばミニ環境問題サミット。

暮らしの中で戦い続けるコツは？と私が問うと、
「見ていて周りも辛くなるような先鋭的な戦いでは長く続かない。自分を笑えるか？が大切。ユーモアの力がエネルギーになる」と。
鞆の浦の環境訴訟のリーダーたちも、そして祝い島のお年寄りたちも、飛びきり明るくて元気だ。
「よし！」
と皆更に元気を頂いた。

いにしえの朝鮮通信司たちが眺めただろう岬に立ったら瀬戸内の海はきらきらと輝いていた。
人の繋がり、海の繋がりの私の旅が続いている。