ホスピス学校 in 富士宮
ある若い末期癌患者さんのご縁で、富士宮の看護師さんたちと出会った。
最初は恐る恐る私の講演会に来てくれた。
最初のころ、彼女たちはいのちの尊厳を自分たちの納得する方向で守れない思いを抱きながら働いている、それによって自分たちを傷つけている、そう私には感じられた。
私や仲間たちの活動に触れてくださり、数年で自分たちの地元でホスピス学校を開催するまでに力をつけてくれた。
私には何よりそれが嬉しい。医療や福祉の環境は今も厳しい。彼女たちの苦しみが減ったわけでもない。
でも、苦しみにも意味があると腹をくくり、前向きに進む力を獲得していると私は感じた。何よりも彼女たちの誠意と苦しみを知っている私たちが居るのだから。
今回は私の話しに始めから泣いている人が多かった。泣きながら笑ってもくれた。
二部の小林啓子さんのいのちの響く歌声にも心が揺れた。
人の悲しみや苦しみ、喜びに気づく大人になって良かった とみんな思えた、彼岸の午後のひととき。
参加者の声
揵いのちのひびき、響きました。
いのちは時間、息あるうちはいきいき生きる、いのちと人生に偶然はない、必然・この世で学ぶために、とてもわかりやすく響きました。
いのちは時間、ムダにはできない、と再認識。
とてもいい研修でした。
最初から最後まで涙がとまりませんでした。
自分の人生の辛いことや悔しいこと悲しいことは自分にとって何か意味があったのだと前向きに考えることができました。なぜ人の幸せや成果を妬むのか?足の引っ張りあいをするのか?
幸せそうに見えて幸せではないからなのでしょうか?
今の私にぴったりな内容の研修でした。