4つの習慣で14年長生き
4つの習慣守ると14年長生き=禁煙、、運動、野菜類と適度の酒 - 英調査
たばこを吸わず、運動し、酒を適度に飲み、野菜と果物を毎日食べるという4つの生活習慣を守ると、全く守らない場合に比べて14年間長生きできる勘定になると、英ケンブリッジ大などの研究チームが10日までに米医学誌プロス・メディシンに発表した。英国で約2万人を調査した結果で、健康に良い要因の相乗効果が明らかになったのは珍しいという。
「四つの習慣で14年長生き」という見出しの記事を見つけました。これは、イギリスのケンブリッツジ大学の研究チームがアメリカの医学誌に発表したものです。
この研究チームによると、「タバコを吸わない」「飲酒はほどほど」「野菜と果物を十分取る」「適度な運動をする」という四つの習慣のある人は、こうした習慣のない人よりも14年長く生きられる、という調査結果が出たそうです。
この健康調査は、1993年~1997年にかけて、イギリス南東部の45~79歳の健康な住民約2万人を対象に実施され、2006年までの死亡率と生活習慣との関係が解析されました。
その結果、四つの習慣のある人は、四つともない人より、同年齢で病気による死亡率が4分の1と低く、
14年分の寿命に相当することがわかったそうです。
四つの習慣
1.喫煙しない
2.飲酒は控えめ(ワインなら1週間にグラス14杯まで)
3.野菜や果物を取る(1日に最低こぶし5つ分程度の野菜、果物を取る)
4.適度な運動(1日30分ほどの軽い運動をする)
健康にいいときくとすぐにブームになる最近の日本人です。イギリスでのこの調査には案外「え?これだけでいいの?」という感想も湧きます。
人生は長さのみでなく、なかみ(内容)とわかっていても1日でも長く、よりよく健康にすごしたいですね。
タバコはやはり健康に一番よくありません。
お酒は少し楽しむのならいいようです。
しかし、あくまでアルコール代謝の異なるイギリス人でのデータですからワイン週に14杯にはとらわれませんようにお願いします。(内藤いづみ)