お手紙

ご感想「いい塩梅でサバイバル」

書籍「いい塩梅でサバイバル」、ご感想を多く頂いており、一部ご紹介させて頂きます。

手紙

この本に登場してくださった家族にとって、本の中で語られる物語が素晴らしいグリーフケアですね。
まるで本人がそこにいて手を出せばすぐ側にいる様な臨場感がありました。
だから、娘さんも久しぶりにお母さんを思い出せたんですね。
皆んなで、雑魚寝しながら見た介護は、本当に素晴らしかったです。
本から命の息遣いが聞こえて来る様です。
ご遺族の方は命は、尊い物と再認識出来たと思います。
訪問看護師

中村桂子と内藤いづみ

いづみさんはとにかく「よい生き方」をしていますね。
「いい塩梅」という言葉を引き出すのは、その生き方あってのことです。
私が言いたいのも同じこと。
何でも〇×で決めつけるのは生きものらしくありませんから。
象さんが死の時を知るとどこかへ消えるっていうでしょう。
本当はそれがやりたいのだけれどダメですか。気がついたらいなくなっていた。
この本にある皆さんは、まさに人生の達人で、そのような方の傍らにいづみさんがいるという関係が、生きものとしても自然の姿を見せて下さっているようで、死の話なのに清々しいのがすばらしいです。
中村桂子さん
*中村さんとの対談の記事

「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめ
に、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」
という言葉が思い出されます。
1人でも多くの方に読んでいただきたい本です!
医療雑誌編集者