内藤いづみ著書

あなたを家で看取りたい―安らかで幸せな死を迎えるために

091210_06.jpgとても「豊かな死」がここにあります。「死」は悲しく、苦しいだけではありません。希望は最後の瞬間まであります。鎌田実氏(諏訪中央病院管理者・『がんばらない』の著者)との対談も収録。 「死」は悲しく、苦しいだけではありません。希望は最後の瞬間まであります。在宅ホスピス医である著者が紹介する患者さんとのエピソード。「がんばらない」の著者鎌田実との対談も収録。


家で死ぬという選択
ガンに冒された患者が自宅で逝くことを望み、さまざまな問題を乗り越えなが らも家族と送った時間を在宅ホスピス医としてサポートし続けてきた著者。限られた人生を精一杯生き抜いた患者とその家族とともに歩んだ十年間の豊富な体験から、人が生き、そして亡くなるとはどういうことかを綴ったエッセイです。本書を読むと、死は悲しく、苦しいだけのものではないことがじんわりと伝わってきます。そして「豊かな死」が確かに存在することに、きっと気づかされるでしょう。メメント・モリ(死を忘れるな)と言う著者のメッセージにも心が揺さぶられます。
あなたを家で看取りたい―安らかで幸せな死を迎えるために(アマゾンで購入)