「いのち」は希望 北海道での講演報告
10月6日~8日 北海道での講演旅行
いのちを学ぶ女性たちのネットワークへの応援でした。
ことの始めは札幌の高橋洋子さんと、その仲間たちとの出会いでした。
高橋さんは4人の子育てを終わったあと、たくさんの絵本をそろえ、自宅を開放し、ばらのおうち文庫をつくりました。放課後子どもたちが集まるおうち、あたたかな場所です。
また高橋さんが尊敬する石川悦子さんは旭川市でどらねこ文庫を主催しています。
ここもすてきな場所。
みなさんも思い出してみませんか?
子ども時代に読んでもらった絵本。
自分で目を輝かせて読みふけった本。
その思い出は一生の大きな宝物です。
私がこうしていのちの語りを続けているのも、幼い頃から出会い続けた本のおかげだと思っています。
「秘密の花園」「三銃士」「小公子」などは今も大好きです。
旭川市は旭山動物園で有名になりましたが、長くそこで飼育係をつとめた阿部弘さんは「嵐の夜に」の挿絵で注目を集めてからたくさんのすてきな絵本を創って下さっています。
実は私の「笑顔でさよなら」の表紙の絵は阿部さんのものです。
講演会はいのちのケアの技術の話しではなく、信頼し、向かい合い、ゆだねた先にみえるいのちの話し。多くの参加者の皆様が熱心にきいて下さったことに感謝です。
「いのち」は希望。
それをお伝えしてきました。