エッセイ

2023年最後の看取り

101歳のいのちを見送りました。たぶん2023年最後の看取り。家で看取れて良かった。みんなに自慢したくなるような安らかで美しいお顔です。

富士山
私たちはみな安堵しました。頑張って母に寄り添ってきた娘さんは清清しい気持ちです、と。
こんな想いを抱けるなんて当初は想像できませんでした、と虹のような笑顔でした。
死亡診断書、いえこの人生の卒業証書をお渡しした、かえり道では登る朝日に照らされました。美しかったです。
体が冷えたので、近所のデニーズでモーニングセットをひとりで食べてひと息ついてます。
ひとりのいのちを送るのにこんなに多くの人のエネルギーが必要なのに、戦争ではあっという間にたくさんのいのちを抹殺してしまう。
私はささやかな平和活動をしているんだな~と実感します。
ひと粒の種。ひとつのいのち✨