今日のつぶやき

年末の読書

12月は公私共に忙しい月でした。高齢者が天国に旅立つことも重なっています。

それぞれの方が、家、グループホームなどと色々な環境で最終章をお迎えになっています。
感じること、学ぶことも多いです。
しかし、いずれの時も昔と同様に敬虔な思いを持って関わる自分で良かったと思っています。
そうでなければ、故・遠藤周作先生に叱られてしまいます。

本は「つんどく」になっていますが、この3冊は読みました。
そして夜は甦る
そして夜は甦る(ハヤカワ文庫) /原りょう

原さんのはハードボイルドのエンタメですが、重厚で練られており(遅作だったそうです)、あちこちでスタイルのある表現にニンマリしました。
後の2冊は重く、大切な内容に溢れています。

ひとはなぜ戦争をするのか
ひとはなぜ戦争をするのか (講談社学術文庫) /アルバート アインシュタイン (著), ジグムント フロイト (著), 浅見 昇吾 (翻訳)

ガラスの帽子
ガラスの帽子/ナヴァ・セメル (著), 樋口範子 (翻訳)

大つごもりまであと少しですね。
私はクリニックの外来は閉めますが、在宅の命の守り人の仕事は24時間、年中無休。
年を越えて走ります。