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永六輔さんら招き「まけない!」講演

120213_02.jpg毎日新聞2012年1月26日掲載
震災後の暮らしのなかで「つながり」について考えてもらおうと、福島市入江町の市音楽堂で25日、意志の鎌田實さん、タレントの永六輔さん、甲府市の在宅医・内藤いづみさんらを招いた講演会が行われた。


「まけない!」講演会と大師、来場者約200人は熱心に聴き入っていた。
福島市で在宅医療を手がける鈴木信行医師らで作る実行委員会が主催。
車いすで登場した永さんは昨秋に骨折して以来、初の遠出という。病院でリハビリ中、永さんと知らないインドネシアの看護研修生に、自身が作詞した曲「上を向いて歩こう」について、歌詞を教わったエピソードなどを披露し、会場を笑わせた。
鎌田さんは、何度もチェルノブイリを訪問した経験から「生きることとは命や絆、健康、仕事などいくつものファクターがある。大事なものを壊さないことが大切」と話した。
放射能の影響についてさまざまな評価が飛び交う現状について「科学者の論争に巻き込まれないで。どう折り合いをつけ、大事なものを守っていくかの方が大事です」と訴えた。