お手紙

参加感想文 「まけない!」~みんなでつながって~

結論から申しますと、正に“いのちの電源にスイッチが入りました”
私は「人生は祝祭であり、生きるとはつながって歌い踊ること」と思っています。
それは絶望の歩みから導かれた境地です。
従って今回の講演会は、私にとって嬉しい嬉しいものでした。


退院後間もない姿の永 六輔氏。それでもユーモアたっぷりの語りの中にしっかりとこの国の有り様と進むべき方向性を示されているその内容に拍手喝采する者です。どうぞお元気で!またお会いしたいでーす!(その時はハグして下さいネ!)
そして、小林啓子さんの“アメージンググレイス”には魂が揺さぶられる思いが致しました。これまで色んな方々のアメージンググレイスを聴いてきましたけれどまるで違った。魂をわしづかみにされて歌い手のそれと共鳴し、どこか目指すべき遠くへいざなわれる様な感じがして、感謝の涙が溢れました。
内藤いづみさん!
貴女のその“人の生きる力を引き出し、病む心を健やかにする様な姿”に脱帽です。
あの様なお医者さんがこの地(福島)にいて下さったらどんなに安心か・・・とは今回参加した友人の言葉です。誰しもがそう思ったことでしょう。素晴らしい贈り物(企画)をありがとう!
鎌田 實氏のお話はご自身の長い間のご経験を通じてのものであり、内藤さんの表現に依る“人道主義実践のスペシャリスト”に正にぴったりの内容でした。
主人公は自分であり、一生懸命生きて一生懸命死ぬこと。
そして(それは)、相手(つながる)を抱きしめて、しあわせのホルモンのオキシトシとセロトニンを出しつつ、全てを相手の身になって考え行動すること。(これこそ“愛”以外の何ものでもありませんよね)その様な中にあっても“現実”を見据えて自分で判断し、絶対的な正解はない中にあって、生き方を変えつつ、生き抜くこと。“みんな被害者”の理念の下、というものでした。
チェルノブイリに当初から拘わってこられた方の誠実なお話でした。事情や理由はともあれ、何故?と問いつつ現実を生きることの大切さを教えられ、力を頂きました。
本当に心より感謝致します。
最後に、
私は負けない! 
仕合せを頂いたから!
→ひと他人に仕え合掌(感謝)しつつ歩んで参ります。
震災は自然災害、しかし原発事故は人災であるということを自身の課題としつつ。
先生方のご健康をお祈り申し上げます。
(2012年1月25日講演会にご参加の佐治 薫様より)