開催報告 第65回JAXAタウンミーティングin甲府
2011年9月11日に山梨県立科学館にて開催された第65回JAXAタウンミーティングin甲府、内藤いづみ先生ご自身によるレポートです。
「星つむぎの歌」大合唱
? 藤井孝蔵 教授(JAXA宇宙科学研究所 副所長)
「はやぶさの更なる先をめざす工学技術」
? 土井隆雄氏(元 宇宙飛行士、国連宇宙部)
「国際宇宙ステーションを越えて」
藤井先生はもちろん小惑星探査機「はやぶさ」の動画をプラネタリウム画面に見せて下さった。
担当研究者のその時の生の声「はやぶさ、お帰り―」という絶叫は、はやぶさが最後に見た地球の姿と共に、私たち日本人の心の琴線を刺激し、思わず目がウルウルしてしまう。
ちなみに、「はやぶさ」はこれから3つ映画化になるという。
宇宙開発という最先端の学問と技術の分野ではあるが、最大の課題は人材確保と育成であるとお話して下さった。技術力を磨き、どう継承していくか、という点は、職人の世界と通じると思えた。
藤井先生の宇宙開発研究者へ求める姿
? 高い技術に支えられた困難へのチャレンジ
? リスクを取る覚悟
? 困難状況での優れた判断力
? あきらめない姿勢
これは、私たちの仕事にも通じることであると納得した。
土井さんに憧れる少年、青年たちが多く質問をした。
土井さんは中学時代を甲府で過ごしたので「甲府で見た星空が、宇宙への夢のスタート」と嬉しいことをおっしゃった。
土井さんの後を続く人材が誕生するかもしれないという予感を私たちに抱かせるような若者たちの熱気に包まれた。
おふたりからの言葉
Wish it, Dream it, Do it!