開催報告 2018年9月 安房鴨川

9月15日には千葉県房総半島の、安房鴨川まで公演で出かけてきました。
主催の社会福祉協議会の高梨さんが、この何年か私の講演に熱心に参加してくださりぜひ自分の地域でも、と熱望してくださいました。


私とフォーク歌手の小林啓子さんと2人での公演をご希望でした。
スケジュールを調整してやっとこの日を迎えました。
1週間前に北海道地震があり、旅の安全を祈って出発しました。

東京駅から高速バスで2時間半。レインボーブリッジ、東京湾、海ホタル、海底トンネルと続く見事な景色。それから峠を幾つか越えて、鴨川へ。
シーワールドを目指す家族連れもワイワイと楽しそうで観光気分が伝染します。

しかし、道の駅へよる時間はなく、私と小林さんは少し寂しさを抱いたのでした。
また次に！

鴨川では、皆さんが周到に準備をしてくださいました。
住み慣れた土地、香り、人々。
それをどうつなげて生きていくのか！
全国各地で独自のスタイルの構築が求められます、と伝えました。

小林啓子さんの歌声はますます進化しています。
彼女を長いブランクから引っ張り出してくださった永六輔さんに感謝です。
鴨川の皆さんと一緒に歌ったひとときは思い出深いです。
みんなで、よりよく生きぬく道をきっと探してくださると思います。

私と小林さんは、お互いの高齢の母親の看取りと、思い出を語りました。