開催報告

開催報告 第11回ホスピス学校

講演録のPDFを新たに掲載しました)5月12日、ホスピス在宅ケア研究会やまなし主催の講演会。長く交流させていただいている鈴木秀子シスターを甲府にお招きして、心に、魂に響くお話をうかがった。死は人生で一番大切なことを教えてくれる、というテーマ。

テーマは死は試練であるのと同時に、人生に最大の学びを与えてくれる~そのためにふだんから私たちはどんな準備をしたらよいのか、死にゆく人はどんな言葉を与えてくれるのか、私たちが今ききたいことだった。

私は二ヶ月ほど、寄り添うのに力を精一杯必要な末期がんの方に関り私自身が苦しんでいた。
ご本人に仲良し時間が現れるのか、私にもっとできることはあるのか~と。
苦しみの意味を数々の示唆を、お話しの中で与えていただけた。
その点についてはまたくわしくいずれ。

末期の時に現れる晴明なひととき。
残される人に与えられる感謝の時。
逝く人はケアを与えられるだけの人ではなく、愛を与える人そんな時を多くの人に体験してほしいとねがっている。


小林啓子さんには突然お願いしました。
天賦の歌声にみんな癒されました。
実は啓子さんは大学のとき、鈴木秀子シスターに教えをいただいた生徒さんでした


会の方々から当日の感想が寄せられた。
みんないつも心を合わせて頑張ってくれる素晴らしいいのちの仲間たちです。
色々なご縁が繋がって、繋がって、また、繋がって…
人との繋がりを大切にされるお二人の講師のお話しに母を看とったばかりの私には、一言一言が優しく沁みました。

関連記事:遠藤周作先生の繋いで下さった鈴木秀子シスターとのご縁

参加者の感想
~仲良し時間~
最期の数日の日常の会話が甦ります。
両親を偲び、近しい人々と語り合うこと。
手を合わせ 先祖からの繋がりを感じ、また、子供たちに繋いでいくことが 今の私の使命かと思っています。
供養って正にグリーフケアなんだ。と思うこの頃です。
ホスピタリィ溢れるスタッフに温かさを感じるとお褒め頂いたこと。嬉しい限りです。
ホスピタリィの伝染病
これからもいのちの学びを丁寧に重ねていきたいと思った一日でした。
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普通に暮らしていたら、まず鈴木シスターにお会いできる事などないと思います。
まず感謝申し上げます。
2㎜の上昇、you~may~go、諸聖人の通功、3つの絆、陰と陽を出すなどの教えをとても優しい言葉で教えて下さったので、からだにすーっと染み渡って生きている感じで、毎日前向きで歩めそうです。
いづみ先生の仲良し時間には、涙あふれ困りました…とても心温かく感動しました。
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講演を聞き、涙が溢れました。たくさんの方も、泣いていました。
きっと、皆それぞれが、たくさんの思いや感情が溢れているんだろうと思いました。
普段の生活では、泣くことや悲しむことを、我慢することがあります。
けど、その我慢ができなくて、涙や感情があふれてしまった。
講演を聴きながら、いろんな場面が思い出されたり、回想したり、そして、今は亡き方たちの日常が撮された写真を見ると、本当に、日常の些細なことが、とても、幸せな事なんだなぁと、また、涙。涙と共に、いろいろと浄化されたように思います。
愛に満ちた場で、なんか許された気がしました。

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本当に良い波動に囲まれた「ホスピス学校」でした!
申し合わせたように枝葉が一本の木に繋がり〜沢山のギフトを頂きました!
有難うございました!
お誘いした知人は内藤先生の周りに集まった方々の結束に驚異の思いを持たれたようです!
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鈴木秀子先生の講演会本当に良かったです。
お話の内容は分かり易く、身近な事として聴く事が出来、とても良い時間を過ごす事がました。
また、会場や人数も丁度良く、ゆっくりと聴く事が出来ました。
先生も高齢を感じさせない程若くて驚きました。
講演内容もじっくりと聴く事が出来た事も良かったです。
良いお話を聴け、心が和みました。
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伯母が、上野原から友人たちと参加してくれたのですが、皆さん、本当に良い会だったね。良いお話を聞けた。参加して良かった、と言ってくれてたよ。
とのことでした。
ありがとうございました。
ちょうどこのゴールデンウィークにアイヌのおばあちゃんから
○まず自分を大切にすること。
○周りとのつながり、家族、縁ある方々、それから自然、世界を大切にすること。
○先祖から脈々とつながり、今があって、先祖たちがつないでくれたからこそ、今ここにいられる。次の人たちにすばらしい世界をつないでいきたいね。
とお話をいただいたところでした。
大地のエネルギーような存在感のアイヌのおばあちゃんと、天から降り注ぐひかりのような存在感のシスターと、期せずしてほぼ同い年くらいのおばあちゃんたちから、天から地から、何か、指し示していただいたように想います。
ここから、これから
実践ですね(^^;