2015年11月 山梨県立身延高校での講話の感想文
今回このような講演を開いていただき、また先生の大切な大切な命の時間を下さりありがとうございました。改めて、命の大切さを感じました。
普段なにげなく過ごしている毎日でも、大きな幸せや小さな幸せがあるんだなぁと思いました。たとえば、あたり前のように家族と一緒にいれること、友達と会えること、学校で勉強ができることなど、そして一番の幸せは健康な体で毎日を送ることです。「自殺」という言葉をテレビや新聞でよく見かけるけれど、私はいつになったら自殺はなくなるのかなぁと思っています。
私は、余命が残りわずかの人がやりたいことをやりたいように生きるということは、とてもいいことだと思いました。
今年の夏に読書感想文を書くときに迷わず「余命一ヵ月の花嫁」という本を選びました。この本で命の大切さやなにげない幸せを学びました。
普段あまり小さな幸せを気にせず過ごしていますが、これからは勉強のできる幸せや、家族、友達といれる幸せを大切に、また一分一秒という時間を大切に過ごしていきたいと思いました。
最後に先生に教えてもらった、内田さんの詩「おまじない」を忘れずに過ごしていきたいです。なかなかうまく物事が進まずおちこんだ時に思い出して、他の人にも教えてあげたいです。 (高校1年生)
今日の講話を聞いて、命の大切さを知りました。
私には、つらいことがあるときがあるかもしれないので、この話を聞いて、つらいときにはこの話を思い出そうとします。今日聞いた話の中で、生きるということは、死ととなりあわせだということ。死とは、生きることだということを学びました。
動画を見たときには、家族のつながりなどを感じました。知らない人の死を見てもやはり死というものは、かなしく、切ないものだと思いました。でも、死ぬときに私が一番したいことは、大切な人と共に笑って、泣いて、悲しみを共有しながら死んでいき、死んだときには、人生苦しいことや楽しかったことを思い出しながら笑って死にたいな~と思いました。
どんなに苦しいこと、悲しいことがあっても、生きるのをあきらめないで生きて、最後に笑って死ぬのが私の願いです。
先生のお話を聞いて、とても泣きたい気持ちになったときには、最後に言った「おまじない」の言葉を忘れないようにしたいと思います。
今日はお忙しい中来ていただきありがとうございました。 (高校1年生)
今日の講話を聞いて、命ってすごく大切だと思いました。生きたくても生きられなくて亡くなってしまう人もたくさんいる中、死にたいと言って死んでしまう人もいるし、私自身も命ってなんだろう、と思う事は多くありました。
でも、今回のしなやかな心育成講演会を聞いて、本当の命の大切さを知れました。今回スクリーンで流れたTVを一度見たことがあり、2回目でした。でもやっぱり何回見ても泣けてきます。
私も死の最期は家族と家にいたいです。家族の側で死にたいです。
辛い時や悲しい時のおまじないもありおもしろかったです。
死についてここまで詳しく知れたのも学べたのも初めてでした。なので、今回の講演会を忘れないようにして、これからの生活に生かしていければ良いな、と思いました。
小さい子でも病気になって早く亡くなってしまう子がいてすごくかわいそうだと思いました。もし、私がそうなった時と思ったらとても怖くなりました。私は少しでも長生きしたいので命を大切にして病気にもならないように気をつけようと思いました。
うさぎの小冊子も先輩方がよんでくれて、私は一人でかかえこんで言わない事が多いのでその話を聞いて、自分が信じれる友達には積極的に相談しようと思いました。少しでも聞いてもらえるだけで辛い気持ちも悲しい気持ちもなくなると思うのでそうしようと思えました。
今回短い時間だったけれど、忙しい中来てくださった先生に感謝して今後に生かしていければいいなと思いました。
自分の命も相手の命も大切にしてこれからも生きていきたいです。
講演会を開いて下さってありがとうございました。忘れないようにこれから生きていきます。 (高校1年生)
今日の講話を聞いて、亡くなったおじいちゃんとおばあちゃんの事を考えていました。ふたりとも最期を看取ることができなかったのですごく後悔しました。考えたくないけれど、自分の家族や大切な人が余命宣告されたり、がんや重い病気になってしまったら、今回の講話を思い出して一生懸命支えていきたいと思いました。
一番最初に見た動画に出ていた信二さんと信二さんのご家族の会話や、様子を見てられないくらい赤の他人の自分でも辛いものだったのに、自分がもしその立場になったら、耐えられないんじゃないか、とすごく思いました。内藤さんの言葉ひとつひとつに重みがあって、聞いていた私の心に深く深く広がって、やっぱりつねに人の「命」について考えていると、いろんな場面に出会って、いろんな人に出会って、その病人の方だけじゃなく、その家族の方にも心のケアをかかさず行っているので、いろんな体験からこの講話があるから、言葉ひとつひとつに重みがあるんだな、と思いました。
「うさぎのちょっといい話」という本は、今の自分にすごくあっていて、すごくいい言葉だな、と思いました。自分の死についてどうなるか、どこで死ぬか、どれくらい生かされるか、全く分からないけど、いつ死んでもいいように自分に正直に生きていきたいと思いました。今、一緒にいてくれる人をとことん大切にしたい。 (高校1年生)
講話を聞いていろいろ考えることができました。
最初、人の死ぬ話と聞いて嫌だなぁと思ったけど、先生の説明で、人の死が暗いだけのものではないんだと知ることができました。
おじいさんが死んでしまうところの話では、閉じ込められた場所で不自由なまま死んでいくよりは、自分がやりたいことをやって後悔が残らないようにすることで、安心して最期を迎えられるんだなと思いました。
日本では、自宅とかで死を迎えるのは少なくないみたいだけど、もっとそういう活動を増やすべきだと思います。確かに、病院で死をのばすのはいいことかもしれないけど、病院は空気も重いし、家とかで普通に過ごしていた方が全然体にも心にも負担をかけずにすむと思います。
「タギーの手紙」の外国人の男の子は、まだ小さいのにかわいそうだと思いました。でも、そのおかげでたくさんの同じような子供たちが救われているんじゃないのかなと思いました。
うさぎの本では、誰にでも心にひびく本なのかなと思いました。中には友達にかけてあげたい言葉や、家族にかけたい言葉もありました。魔法のおまじないは、少しおもしろくて、でも、覚えやすくてよかったです。
今回の講話を聞いて、死が別の考えに変われたと思います。
家族とかにも話をしたいと思いました。 (高校1年生)
今日の講話は、すごく感動するお話でした。一番最初に内藤さんが「あなた方の人生の中の70分をいただきます」と言っていましたが、私はその一言がすごく重く感じました。
普段、何気なく過ごしている時間がとても大切なものなんだと気付くことができました。毎日朝起きて、学校に行って、帰って寝るという同じことの繰り返しで、正直平凡すぎてつまらないと思っていました。でも、今日の講話を聞いて、こんな平凡な毎日がどれほど貴重で幸せなことなのかがよく分かりました。
最初に見たニュースの動画は、命のはかなさがとてもよく分かる内容で、見ていて思わず涙が出るほどでした。私にも元気なおじいちゃん、おばあちゃんがいますが、いつそういう状態になるか分からないので、文句を言わずにできることはしてあげたいと思いました。また、いつも支えてくれている家族や友達にも、普段から素直に「ありがとう」や「ごめんね」の言葉を伝えるようにしようと思います。
ひかりちゃんとあらたくんが読んでくれたお話も(うさぎさん)文章は短いものでしたが、とても深い内容で、心に響きました。
私の将来の夢は保育士になることですが、私も内藤さんのように、子供たちに命の大切さを少しでも伝えられたらいいなと思いました。人はいつ死ぬのか誰にも分からないので、毎日もっと精一杯生きていこうと思いました。本当に貴重なお話が聞けて良かったです。ありがとうございました。 (高校3年生)