ひびきあう生と死
昨年六、七月に高山市で開かれた「第十五回日本ホスピス・在宅ケア研究会飛騨高山大会」の内容をまとめた「ひびきあう生と死」(雲母書房)を同退会実行委が発行した。
大会は末期のがん患者らの治療や最期の迎え方をテーマに、「日本ホスピス・在宅ケア研究会」(神戸市)が開催。「日本人の生き方・死に方」について意見を交わしたシンポジウムや講演内容を本に収録した。実行委は「患者にとっても、看護する側の家族や医療関係者にとっても、互いのかかわりを温かく感じることができるヒントが詰まっている」と話す。
A5判二百ページで、2,100円。飛騨地域の人は半額の1,000円。
問合せは飛騨にホスピスをつくる会=電話090-8868-7786
(2008年7月4日 中日新聞より抜粋)
著者
・徳永進 「ののはな死の広がり」
・帯津良一 「生と死の統合」
・大下大圓 「スピリチュアルケアを語るには」
・カール・ベッカー 「死生観教育の必要性」
・上田紀行 「生きる意味とケアの視点」
・内藤いづみ 「家族で命を見守る」
・高木慶子 「人間にとってのスピリチュアルティ」