開催報告 2008年4月13日 茅野市
2008年4月13日に行われた茅野市での講演会「産声をあげるとき、息をひきとるとき」の模様を参加された方からのお手紙をもとにご覧頂きます。
3年前、この企画と出会った時はちょうど出産を控えていて参加できず、今回やっと聴きにくることができとても嬉しく思います。
池川先生の講演は2回目でしたが、「魂のレベルでの力や意志」を前々から「絶対ある」と信じていた私は先生のお話をきいて改めてその神秘さに感動しました。
ウチの長男(2才半)は「どうしてママの所にきてくれたの?」
と聞くと必ず
「だってママがえーんえーんしちゃうもん」
と言うのでもしかしたら本当に私を悲しみから救ってくれようとやってきたのかなーと思いました。
(長男の誕生まで私と母は絶縁状態でしたが、出産後母と話をする機会を得て悩み沈んだ日々から解放されました。)
内藤先生は「死」というテーマをユーモアたっぷりに分かりやすく紹介して下さいました。ビデオはとても衝撃的で涙がどっと出てしまいました。
私は自宅出産で子供の産まれる瞬間をたくさんの人に見守ってもらいましたが、身内に見守られながら最期を迎えるおばあちゃんの映像は、出産のシーンにとても重なり感動的でした。
生と死はコインの裏表という言葉通りだと思います。
萩尾先生のリアリティというキーワードは印象に深く残りました。病院に庭が必要というお言葉は忘れられません。
人間が自然を区切って管理するのではなく、自然からエネルギーをもらうという先生の思いがよく伝わってきました。
リアリティのない世の中だからこそ人はもっと原点に戻って五感を研ぎ澄まさなければいけないんだと思いました。
昨日の講演会はとても興味深く今までにない感じを受けました。
今まで終末期を中心に勉強をしてきましたが良い終わりを迎えるにはどう生きてきたかが大切と気づき誕生から死までのプロセスのあり方をどうしたら良いのかと考えていました。
昨日はその答えを出していただいたような気がします。
そして一歩進んだ自然との共存共栄。
内藤先生のソイル・ソウル・ソサエティという言葉が耳からはなれません。
とても有意義なホッとする講演会でした。
茅野で若いハッピーライフラボのメンバーが素晴らしい活動をされていることに誇りを感じました。
(O・K様より)