開催報告 2014年1月19日 伊勢市
伊勢で在宅ケアを実践する遠藤先生、野口先生、また美濃部神主さんらのご縁で、何度も伊勢に呼んで頂いている。感謝でいっぱいだ。
今回は、ケアマネージャーの会の主催。
永さんと長年ラジオでコンビを組んだ遠藤泰子さん、フォーク歌手の小林啓子さんと私の4人で90分の講演を創る。もちろんディレクターは永六輔さん。
私と小林さんは前日入り。
夕方、内宮参拝をさせて頂いた。
翌日の伊勢は初雪。
外宮はめずらしく薄らと雪で覆われた。
外宮は衣・食・住をつかさどる豊受の神様。
1000年以上、全国からの参拝客をおもてなししてきた伊勢人は、ゆったりと優しい。
19日、永さんが無事に車いすで到着。半世紀以上、秒刻みの時間を守ってショー、ラジオ、講演を続けてきた永さんの頭が鋭く回転する。
打ち合わせはいつも真剣勝負。
永さんの指揮に失敗はない。
ここに参加できて幸せだ。
私たちはケアマネージャーというケアする人に、最大のエールを送った。
それが、永さん作詞、中村八大作曲の「生きているということは」(下に歌詞を掲載しました)という歌。
永さんは「この歌をケアする人たちの応援歌にしていいよ」と舞台で宣言して下さった。
「中村八大には許可を取るから」って。
(エッ?いつ?どこで?(笑))
八大さんは亡くなっている・・・
遠藤泰子さんのトーク、小林啓子さんのギター語り、私と永さんの対談。
永さんだからこそのスムーズな展開で90分を乗り切った。
参加者の皆さんも笑い、涙ぐんだ90分。
ケアすることを考えた90分。
帰りの電車に乗るまでも旅一座の珍道中。
皆さんにそのドキュメントをお見せすることができなくて残念。
そして、名古屋からそれぞれの持ち場に向けて旅一座は一時解散、また会う日まで。
「生きているということは」
作詞 永 六輔
音楽 中村八大
生きているということは
誰かに借りをつくること
生きていくということは
その借りを返してゆくこと誰かに借りたら誰かに返そう
誰かにそうして貰ったように
誰かにそうしてあげよう
生きていくということは
誰かと手をつなぐこと
つないだ手のぬくもりを
忘れないでいること
めぐり逢い愛し合いやがて別れの日
その時に悔やまないように今日を明日を生きよう
人は一人では生きていけない
誰も一人では歩いていけない
生きているということは
誰かに借りをつくること
生きていくということは
その借りを返してゆくこと誰かに借りたら誰かに返そう
誰かにそうして貰ったように
誰かにそうしてあげよう
誰かにそうしてあげよう
誰かにそうしてあげよう