開催報告

ホスピス在宅ケア研究会やまなし例会 in 八ヶ岳

パストラル・ハープ(アイリッシュ・ハープ)の音色を重症な患者さんの枕元に届ける佐々和(むつみ)さんと昨年出会いました。

会の様子
今年の夏、八ヶ岳の長坂にお迎えして例会を開催しました。
ハープの演奏
アイリッシュ・ハーブは一般的には小さ目で可愛いサイズですが、この写真のものは大きな南米パラグアイのものです。時計草の彫刻が素敵です。

時に余命短い方の枕元で、息遣いに合わせて奏でられるハープの音色。
命が静かに旅たつ空間で、届けられる、でしゃばらない謙虚な静かな音の波。
本物だなあと思いました。
ハープ奏者
透明感を持って寄り添う佐々さんはこれまでかなりの修行をなさったことでしょう。
左に写っているのが可愛いアイリッシュ・ハープです。

パストラルとは、こちらからあちらの世界への通過の道のり。旅たつ、死に逝く方がまさに歩むその道に優しく寄り添う音の響き。
痛みや悲しみが癒されて平穏な気持ちで歩み抜けるための手助け、それがパストラル・ハープの働きです。
集合写真