開催報告 2024年6月16日古平町
週末に臨時休業をとって北海道積丹半島、古平(ふるびら)に講演会「あなたがいてくれる~大切な人が旅立つとき~」に行ってきました。
10年以上の知り合いで、看取りステーション古平を運営する本間さんが招いてくれました。北海道最高の季節、6月。
ワクワクして羽田から、機上の人となった土曜日。
数年ぶりの北海道。
懐かしい友人たちと再会が待っています。
新千歳空港に着陸間際、機長からアナウンス。
「滑走路にキツネが侵入しています、しばらく投機は空で待機いたします」
キツネ!北キツネ?
北海道に着いたなあと、実感しました。
キツネが去るのを待って、無事に到着。
↑積丹半島を目指して移動。
講演会には、たくさんの古平の方々が集まってくださいました。
主催者が運営する「看取りステーションふるびら和み」で関わった方々の、人生最終章のエピソードも心温まるものでした。
笑顔の数々に涙が込み上げました。
ご縁は本当に大切です。
命の仲間の助けを得て、恐れを手放し、命に向かい合えた時、私たちは命のタスキを渡され、喪失の悲しみを乗り越える力を得るのだ、とお伝えしました。
みんなで、茶摘みの歌を歌いました。
北海道にはない茶畑ですが、想像の力を駆使していただきました。
古平はウニの名産地です。10年分くらいのウニをいただきました。
サプライズで、誕生ケーキもいただきました。
参加者の感想
自分は母を最期まで看てあげることはできなかったけれど、母との日々を想い出して懐かしく涙が出ました。(70代 女性)
看取りはこうしなければいけないというかたい内容ではなく、いのちの温かさが伝わるとても良いお話で、スーッと胸に入りました。ありがとうございました。(50代 女性)
とても素晴らしい講演会でした。介護にかかわる仕事をしていますが、つくづく私はまだまだだなと思いました。同じ年代の先生がこうして頑張られていて、自分ももう少し頑張っていかなければ、と心が引き締まりました。ありがとうございました。(60代、女性)
夫を家で介護していましたが、今は入院しています。
でも、自分なりに精一杯介護ができたので良かったと思っています。
こういう講演会に初めて参加しましたが、本当に聴きにきて良かった。
先生の話を聴いたことのない人に、聴かせたいと思いました。(70代 女性)
父が亡くなり母と二人暮らしですが、一人娘なので今はまだ元気にしている母の最期を不安に思っていました。でも、先生の講演と本購入の時に先生とお話ができて、母を家で看取る覚悟ができました!
助けてもらえるチームを作って、いい塩梅にいけるようにしたいです。
先生、ありがとうございました。(50代 女性)
とても良い講演会でした。先生が紹介してくれたスペシャルジュースを自分も飲んで頑張りたいと思いました。(40代 男性)
良い話でした。今母は施設に入っていますが弱ってきていて、先生のお話を聴いてやっぱり最期は和みさんに協力してもらいながら、家で看取ってあげたいと思いました。(70代 女性)
いづみ先生のお話はやっぱりいいですね。会場に集まられた沢山の皆さん、熱心な姿、和みさんがこれまで地域に丁寧に向き合って来られたこと、その歴史を感じました。(50代 女性)
ご家族が最期、後悔するのか、笑顔になるのか、自宅で看取る意味の大きさを感じました。身寄りのない人の、1人の友人になってあげたいと思いました。
(40代 女性)
講演会を開いて下さり感謝しています。オープニングの映像を通して和みの歩みが伝わってきました。人それぞれどこかで折り合いをつけながら、死と向き合っていけたらと思います。内藤いづみ先生の働きに感謝しています。ずーっと応援します。(60代 女性)